派手にカスタムしたハーレーを買取してもらったときのこと。エンジンはエボで、ドラッグカスタムをしていた。
自分でパーツを作ったり塗ったり、思い切り手前味噌だけど、そんじゃそこらのメーカーカスタムハーレーより格好良かったに違いない。
でも、カスタムが一段落したら一気に飽きちゃって、乗らない期間が2年ほど続き、邪魔になって売ることにした。
個人取引は面倒!今回は買取業者にお願い
車体はオークションで買って特定の店にお世話になることは一度もなかったので、またオークションに流そうかと最初は思ったのだが、これが面倒で、売れなかったら手数料も時間も勿体なく思った。それに希望の価格で売れるとは限らないし。
それで、ちょっとは安くなってしまうかもしれないが、普通に買取業者にお願いすることにした。車検は切れてカスタムが車検非対応で厄介なことはあったけど、面倒な手続きもしなくてよいので助かるし。
オークションでバイクを売ったことは、過去に一度だけあった。
でもそれが嫌な思い出で、遠方からの落札者で、取引の日に来れなくなったとか、現金でと言っていたのに振り込みに変えてくれとか、手続きも相手が分からなかったのでやたらと手間取った。
その時に手放したのは国産の250㏄で大した額ではなかったからよかったんだけど、これがハーレーとなると金額が大きくなるので、実のところ怖かった。だから、個人売買とかオークションはやらなくて良かったと思った。
予想よりも低い買取価格。理由は「個性が強いと売りにくい」
ただ、金額的に考えれば、やっぱり業者を間に挟む買取となると金額は下がってしまうのだなと感じてしまった。査定してもらった結果、予想していた額の半分も届かなかったのだ。
確かに、ちょっと理想が高すぎる予想だったかもしれないけど、カスタムの労力と費用を考えたら報われないなと感じてしまった。
査定員が言うには、車検がなくて、車検もこのままでは通せないカスタムというのが大きいらしかった。加えて、自家製パーツや塗装も個性が強いカスタムに分けられてしまうため、一般商品としては中々売りにくいんだそうな。
言われてみれば、無理もない気もした。どんなにお金をかけていたとしても、そのままでは乗れないバイクに価値はあるのかとも思ってしまうし。
それで売るのをやめようかとは一瞬思ったが、持っていてもやっぱり邪魔だからと、すんなりと売ってしまうことにした。
売るときのことも考えてバイクをカスタムしよう
カスタムはしているときは自分勝手に楽しめるけど、いずれ売るかもしれないことを考えたら、度が過ぎたカスタムはしないほうがいいかもね。
もしくはノーマルパーツを残しておいて、売るときに戻せるようにしておくこと。
自分はどちらも失敗したので、売るときに損をしてしまったというわけ。