レトロチックが気に入って購入したのが、エストレヤでした。それも2台連続の所有で、1台目は中古購入して2万キロほど乗ったときに起きてしまったもらい事故で廃車、2代目はまた乗りたいということで新車を購入し、つい先日までの5年間ほど乗っていました。

最後のほうはほとんど乗れませんでしたが、最後の最後までお気に入りでした。なので気持ちよく別れたかったものの、買取時にはちょっと嫌な思いをしてしまいました。

接客態度の悪い査定員にがっかり

何が嫌だったかというと、こちらの愛着は関係なく、買取する側にとっては単なる、たくさん扱うバイクの中に一つの物に過ぎないんだな、ということを感じてしまったからです。

商売だからそういう内心は当然なのかもしれませんが、買取をお願いする人間と、買取をする人間の関係は、客商売ではありませんか。それについて、私のもとを訪れた査定員の考えは、欠如していたように思えたのです。

到着してからずっと、動きや言葉遣いがぱっとしなくて、覇気がありませんでした。

まぁ疲れているのかなとは思いましたが、こちらの売る事情などを説明しても、「えぇ、えぇ」と言葉を受け流す態度は快くありませんでした。

聞く耳くらいはちゃんと持って欲しかったです。夜に査定をお願いしたのがいけなかったのか、査定中もあくびをしたり。

「すいませんね。夜遅くに」とこちらが気を使ったら、「最近忙しいんですよ」と軽く愚痴まで漏らされてしまいました。

買取金額は満足!交渉したら値上げもしてもらえた

世の中いろんな苦労を抱えて働いている人がいるのでしょうから、彼にも彼の苦労があるはずと、腹を立てることを忘れて、エストレヤとの最後を惜しもうと努力しました。

査定結果は酷いことなくまずまずでした。でも、売るかどうかを悩んでしまうというのは、当然の悩みだと思います。

私も考え直すべきか時間をかけていたのですが、査定員はボールペンの芯をカチカチと出し入れして雑音を奏で「どうします?」とこっちの感傷もお構いなしで聞いてきました。

「あなたには売りたくないのでやめます」と答えようかと一瞬思いましたが、これまでの態度とは裏腹に、もう少し高ければと持ち掛けたら金額を上げてくれたりして、悪くない額まで上がったので良くしました。

ただその後はいたって事務的で、別れを惜しむ間もなくそそくさとトラックに積まれ、あっという間に「ありがとうございました」と持っていかれてしまいました。

もう少し愛着のあるバイクの気持ちを組んでもしい

買取そのものには不満はなかったのですが、人として不快な思いをしてしまったという出来事でした。

たまたま彼と私の相性が悪かっただけと思ってしまえばそれまでですが、長年愛着したバイクとの最後を任されるのが査定員でもありますから、ここはしっかりと別れの感傷的な気持ちを汲んでもらいたかったなと思うのは、決してお客のわがままではないはずです。