新入社員の若い子がバイク好きで、アメリカンに乗っていた。

それに惹かれた私は30も後半になって急にバイク熱にうなされて、アメリカンに乗ろうと免許を取得した。

だが購入したのはマニアックなホンダスクーター、PS250だった。

一目惚れというか、浮気惚れというやつだ。だがこれは一瞬の気の迷いだったのかもしれない。

通勤に活用していたが、ツーリングとなると一緒に走るアメリカンがうらやましくなってしまったのだ。

ホンダのPS250を売ってアメリカンの資金に!

一度気になってしまうと、中々気持ちを入れ替えられない性分ゆえに、何をしているときでもアメリカンに乗りたくなってうずうずしてしまう日々が続いた。

どんなアメリカンに乗ろうかと考えれば、国産のシャドウかインクラ、バルカン、やはり王道空冷のドラッグスターかと、400㏄クラスでも迫力のアメリカンに乗ることができる。

ゆくゆくはハーレー、そんなことも考えては、仕事中に何度もにやけていた。

考えるのは現実的なことも忘れていない。どうやって乗るかだ。

PS250はいいスクーターで、何よりバックレストとなるリアシートがお気に入りだ。ネイキッドスクーターという現行にはないコンセプトも面白い。

しかしアメリカンも買うとなると、2台所有は私の経済力では厳しかった。

となると乗り換えなのだが、アメリカンは高い。

下取や買取でどれだけの価格がつくかが、ポイントとなった。

PS250は希少なマニアスクーターで高く売れる!

私なりに考え選んだ買取業者の出張買取を利用した。価格がイマイチであれば業者には申し訳ないが断るつもりで、探りの意味で一度査定を受けることにしたのだ。

業者の話を聞くと、PS250は希少で、一部で根強いファンのいるスクーターとのことで、それは私も知っていた。

購入時に店員にそう魅力を説明されたし、けれど、希少やファンの多さは関係なく、そのときは純粋に気に入ったから買ったのだった。

なので気にしなかったが、買取を考えることになった今、それが有効ポイントになるとは考えもしなかった。

実際に査定結果は中々良かった。

だが、下取でどこかのお店で売ればもっと高いのではと考え、ここは素直にと「下取ならもっと高く売れると思うんですよね」と伝えてみた。

そしたら業者は買取額をアップしてくれ、それでも納得いかなければ実店舗で販売しているアメリカンの下取で再査定はどうかと提案してきた。

それで査定は一度仕切り直してもらうことにした。

下取にだしてアメリカンに乗り換えることに

その買取業者が展開する販売店に足を運び、乗り換えしたいアメリカンを探した。

そして程度の良いドラッグスタークラシックを見つけ、それに乗り換えるためにPS250を下取してもらうことにした。

査定額は買取時より高くしてくれて、乗り換えも現金一括で済ませることができた。

乗り換えたいバイクがあるならば、やはり下取の方が得だった。