ちょっとしたお小遣いになったボロボロのホンダFTR

画像引用:wikipediaより

FTRの中古車は滅茶苦茶に安いし、安いからかたくさん見かけるものだから、こんなものに価値なんかなくても仕方なさそうだった。

去年に一度、バイク買取のチラシを見てその業者に査定をお願いしてみた結果は「お金をもらって引き取る」と言われたので、手放すにもお金がかかるのかと少し腹を立てたのだった。それでいよいよ廃車にしようかと考えたのだが、その前にもう一度、せめて毎月に嫁さんからもらうお小遣い程度にでもならないもんかと別の業者で査定をしてみることにした。

ちなみに毎月のお小遣いは3万円。多いのやら少ないのやら、私はちょっと物足りない。

いくつかの買取業者にFTRの査定を依頼

暇なときを利用して買取業者をピックアップして、いくつかに連絡して査定をお願いしてみた。買取金額を聞いて、検討すると答えては別の所に連絡して金額を比べる。今にして思えばネットで一括査定をお願いすればよかったとも思うけど、当時はそんなものがあるのを知らず、査定の繰り返しで少しでも高そうなところを選ぼうとしたのだが、結果はどれも微妙で、そこから実査定で値段が下げられることを考えたら、またお金にならないと言われそうだった。

査定金額が低くなっても仕方がない理由はもちろんあって、まず走行距離が3万キロを超えているし、無茶してオフロードもガンガン走っていたのだから転倒は日常茶飯事で、無傷のパーツがないくらいだ。

それでもエンジンや駆動系はちゃんとメンテナンスしているし、走行的には問題ない。だから無価値と言われてしまうと、どうも手放す気にはなれなかったのだ。だって、走るは走るのだからタダなんてもったいない。

お金にしてくれそうなバイク屋を発見

走るとはいえ、もう飽きたので乗らないだろう。それでも何とかタダで引き取りは空しいので避けたいと時間をかけたわけで、あるバイク屋で買取してもらうことに決めた。

それは小さなバイク屋だった。家族でドライブしていたときに見つけたバイク屋で、バイク買取の看板が気になって、後日そこに行ってみたのだ。店長らしき人が対応してくれて、自賠責が切れていたFTRは乗れないのでスマホで現状の写真を見せて、いくらになりそうか聞いてみた

すると「実車を見てみなければ分かりませんけど、これくらいでどうでしょうか?」とのことだった。申し訳なさそうに金額を伝えられたが、お金になるのかと私は嬉しかった。しかも「0円ということはしませんよ」とのことだった。

ちょっとしたお小遣いにはなった

また後日、出張してきてもらい本査定してもらった。実車を見るなり「これはこれは……」と苦笑いしたので、思ったより汚かったようだ。それでも各所チェックして、「エンジンなどはしっかり整備されてたんですね」と高評価してくれた

ある程度見終わって出してくれた金額は、毎月のお小遣いとまではいかなかったが、ちょっとしたお小遣いにはなった。当初の目的通り、タダで手放すことは避けられたので良かった。