かみさんに怒られたとか、事故が怖いとか、お金に困ってとかじゃなくて、休日、家でごろごろしていて、庭に見えたバイクを見て、「もういいかな」ってひとつ思ってしまいました。

休日のバイクも楽しかったのですが、かみさんと、子どもと、なんてことないことしてるだけの休日でも十分かなって、ちらっと思ったのです。

一人の時間を楽しませてくれたCB1300SB

私の突然の決断に、かみさんは逆に心配しました。

これまで私のバイク趣味を激しく否定することはない人でしたから、多分、それが私にとって重要な日常の煩わしさで溜まった気を抜くための最良手段だということを理解していてくれたからなんでしょう。

確かに、CB1300SBは空いている道を、のんびり大型パワーを持て余して走るには気持ちが良くて、ただ走っては返ってくるだけを繰り返したものです。

一番多いのが、私は平日休みなので、日中の空いてる高速道路をひたすらと北上して、観光地に行ってはのんびりお茶をして、家族にお土産を買って帰ってくるだけの日帰りソロツーリングです。

危険も少ないし、気持ちよく走れて最高のリフレッシュでした。かみさんもその間、自分の時間を楽しんでいて、お互いにストレスを解消していました。結婚してから30代はずっと、こういう休日が楽しみでしたね。

二人だけの時間もですが、一人一人の時間も大切にするのに、バイクはいいアイテムだったんです。

バイクを売った後は家族との時間を大切に仕様と思う

反省は少しあるんです。

子どもができても私はバイクを手放さなかったし、かみさんと子どもを残して一人バイクで出かけるのも当たり前に思っていましたけど、本当は当たり前じゃなくて、家族に我慢させてたんじゃないかと思いました。だから、他の家庭より家族旅行は少なかった気がします。

先に言ったように、体力的にもバイクは疲れを残すようになりました。

だったら無理することなく、これを良い切欠として、家族の時間を増やすことにも繋がるんじゃないかと、あっさりと決めたようで深くはちゃんと考えたんです。

それをかみさんにもちゃんと伝えましたら、納得して、「じゃあ手放しても大丈夫なんだね」とうなずいてくれました。

子どもと手を振り愛車のCB1300SBとさよなら

子どもはなんだかんだで私のバイクが好きだったようで、出張査定のときはずっとバイクの周りをうろちょろしていました。

もうちょっと大きくなったら、タンデムとかしてあげられたのかなと思うと、売るのをやめようかと一瞬考えましたが、かき消しました。

子どもとタンデムは素敵そうですが、危ないので私はやりたくないでしょう。

最後は子どもと手を振って愛車を見送り、その日は思った以上のお金になった買取金額で、美味しいものを家族で食べに行きました。